結婚式の花の種類はイメージ次第 理想のコーディネート

結婚式のお花選びはまず、なりたい花嫁をイメージすることが大切です。年間を通して人気のお花や会場のテーブル装花などを含めて結婚式のフラワーアイテムを種類別に解説します。

花嫁のイメージにぴったりのコーディネートにするために役立つ情報をお届けします。

結婚式で必要なお花の種類

結婚式の様子

結婚式をイメージすると、様々なシーンでお花が使われていることに気がつきます。それでは、結婚式に必要なお花のアイテムにはどんな種類があるのでしょうか?ひとつずつ見ていきましょう。

ウェディングブーケ

アンティークな雰囲気の白と淡いコーラルピンクのウェディングブーケ

結婚式のお花でまず一番に思いつくものといえば花嫁が手に持つウェディングブーケ。ドレスの雰囲気やデザインに合わせて、ブーケの種類には様々な形あります。

代表的なものには、丸い形のラウンドブーケと、流れるような動きと丈のあるキャスケードブーケがあります。これらはブーケ専用の吸水性スポンジにお花をアレンジしていくタイプのもので、アーティスティックなデザインや細かなテクニックの必要なブーケを作る場合に使用され、日本の結婚式で見るブーケのほとんどがこれらにあたります。

そして海外挙式で一般的に使われる、お花を束ねてリボンをかけたナチュラルな花束タイプのブーケがあります。日本でも近年人気がありこれらはクラッチブーケと呼ばれています。

新郎用には、花嫁のブーケとお揃いのお花を使って作ったブートニアが用意されます。

関連記事:ウェディングブーケの種類と相場は?今年の流行トレンド

チャペル装花

チャペルで結婚式をあげるのならチャペルの装花が必要になります。

祭壇やバージンロードの両脇に、白やグリーンなど比較的淡いトーンのシンプルなお花を飾ることが一般的です。ユリやカラー、かすみ草など花嫁の純白のドレスに合わせた白や淡い色合いのイメージのものが人気です。

会場テーブル装花

結婚式場のゲストテーブルフラワー

次に、結婚式に欠かせないお花のひとつでパーティー全体を印象づけるお花といえば、披露宴会場のテーブル装花ではないでしょうか。

新郎新婦が座るメインテーブルと、参列者が座るゲストテーブルがあります。
メインテーブルには大きな装花、ゲストテーブルにはメインテーブルと同じ種類のお花を用いたアレンジメントが各テーブル中央に飾られます。ゲストテーブルのお花は持ち帰り袋に入れてパーティーの最後にゲストに配られます。

結婚式のお花は、会場全体のイメージと共に花嫁のブーケや新郎新婦が思い描いたイメージに合わせてコーディネートされます。

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お色直しブーケ

ピンクのバラのボールブーケ

お色直しでは、花嫁は先ほどの純白のウェディングドレスとはまるで雰囲気の違った華やかな色合いのドレスに衣装チェンジすることが一般的です。挙式が和装であった場合は特に、お色直しの洋装に合わせたイメージのブーケをオーダーします。

両親への贈呈用花束

エキゾチックなヤマゴボウ とバラのブーケ

披露宴の終盤では、両親に花束を渡すシーンが余興の一つとして盛り込まれています。

両親の好きなお花を、花言葉などとともに贈りましょう。
お母さんには花束を、お父さんにはお揃いのお花で作ったコサージュを贈ることが結婚式場では一般的です。最近では、長く保存できるプリザーブドフラワーのアレンジメントをプレゼントするなど新郎新婦の提案次第で様々です。

フラワーストーク ロンドンラベンダーグラス 

その他結婚式で使われるフラワーアイテム

  • 花嫁のトス用ブーケ

グリーンの可愛いミニ花束4つ

花嫁が持つブーケとは別に、トス用に使う小ぶりのブーケです。投げるのが苦手な場合や室内の演出でブーケトスをする場合には、投げる代わりにリボンを使ってくじ引きのようにするプルブーケがあります。

 

  • 花かんむり、髪飾り

白いバラで作った花冠

花嫁の髪型に合わせて花の髪飾りや花かんむりを付けるには、好きな花の種類をフローリストに伝え、生花の髪飾りを事前にオーダーします。
お花の水下がりがしないように加工が必要なため、フローリストとの打ち合わせの際には必要なお花のパーツの数や種類などを細かく決めておく必要があります。雰囲気が伝わるようなイメージのイラストや写真などを持ち寄るとスムーズです。

 

  • ケーキナイフやトーチの花飾り

披露宴でのケーキカットに使うナイフの持ち手の部分や、キャンドル点火でゲストテーブルをまわる演出の際に使うトーチの持ち手部分にも花の飾りを付けることができます。会場の雰囲気や花嫁のドレスのイメージに合わせてコーディネートされます。

年間を通して人気のお花

お花の種類には年間を通して生産されるオールシーズンのお花と、季節物のお花があります。

オールシーズンで人気のお花をいくつかご紹介します。近年ではとても多くの種類のお花が生花市場に流通しているため、ほとんどのフラワーデザインは季節を問わずに実現することが可能です。

 

バラ

あたたかい色の愛ウェディングブーケ、ホテルにて撮影

バラは結婚式で最も好まれるお花の種類のひとつです。
バラの種類は非常に多く、大きく分けると一輪咲きのバラと、スプレー咲きと呼ばれる小さなバラが一本の枝にいくつもついているタイプのバラがあります。

また形も様々で、スタイリッシュな赤バラから、丸くコロンとした形のイングリッシュローズ、香りの素晴らしいバラ、色だけでなく形にまでそれぞれに個性があります。皆さんもバラだとは気づかないこともあるでしょう。バラは比較的強く水下がりもしにくいので結婚式にはむいています。季節を問わずに年間を通して買える品種が多くあります。

ユリ

ユリを使ったキャスケードウェディングブーケ

チャペル挙式では、特に純白のユリが引き立ち花嫁のドレスとマッチします。ブーケやテーブル装花に使うことはもちろん、髪飾りにすることも可能です。カサブランカはユリの中でも最も立派な種類で今も昔も大変人気です。

トルコキキョウ

トルコキキョウもバラとともに、花嫁のブーケにとてもよく使われる花の一つです。年間を通していつでも手に入ります。色や形も様々で、一本の枝にいくつも蕾がついていることからテーブルアレンジメントにも使いやすく、また水下がりもしにくいので髪飾りにもむいています。

かすみ草

レインボーカラーのかすみ草

オーソドックスなイメージであったかすみ草は、近年ではおしゃれなお花として再度人気が急上昇しています。いろいろな種類のお花と組み合わせるよりも、かすみ草そのものだけをふんだんに使ったブーケや、チャペルの装花などが最近のトレンドです。年中いつでも生産されており、ドライフラワーにもなります。

関連記事:ドライフラワーの作り方とおすすめ花材についての記事はこちら

季節のイメージで選ぶお花の種類

結婚式に季節感を出したい場合には、結婚式の時期に合わせてお花のコーディネートを考える必要があります。季節ごとにオススメのお花の種類をご紹介します。

春に人気のお花

春らしい優しい色味の小花をたくさん入れたフラワーアレンジメント

  • スイートピー
  • すずらん
  • チューリップ
  • シャクヤク
  • アネモネ

春には最も多くの種類のお花が市場に出回っており、これらの切り花は春の季節にしか手に入らないので、結婚式に春らしさを取り入れたい場合にはぴったりです。

夏の結婚式にオススメのお花

ヨーロッパの花屋のひまわり

夏のお花として人気なものと言えば、ひまわり
お花のサイズは20センチほどの大きなものから直径5センチ程度のもの、濃い黄色や薄い黄色、ブラウンのひまわりなど種類が豊富です。

その他、夏の結婚式にオススメのお花ではアンスリウムランなど南国が原産地の植物があり、夏のイメージや南国の雰囲気を演出します。これらのお花は暑さに強く、水下がりの心配な夏の披露宴中でも元気に咲いていてくれます。

秋のイメージを演出するお花

渋い赤やアンティークピンクの花々

秋の結婚式では、少しあたたかいオータムカラーのお花が人気です。
年間を通して出回っているバラやトルコキキョウなどに加えて、赤い実物ブラックベリーワレモコウなど秋らしさの出る種類の植物を少しポイントに入れることで、フラワーデザイン全体の雰囲気が秋らしくガラリとかわります。
ダークブラウンのチョコレートコスモス、あたたかい質感のケイトウ、アンティークな色合いの秋色アジサイなど、秋らしい色のお花を取り入れることで秋のイメージを演出します。

関連記事:秋の花を使ったフラワーアレンジメント|上手な花材の選び方

冬の結婚式で人気のお花

クリスマスツリーの見える部屋に飾ってある赤いクリスマスフラワーアレンジメント

冬は、クリスマスシーズンであればバラやカーネーション、ガーベラなどオールシーズンのお花でも赤や白などの色使いによってクリスマスらしさを演出します。

冬のフラワーデザインでは葉物もとても重要で、光沢のあるグリーンや明るいライトグリーンの葉物を使うよりは、シルバー系の色味やマットな質感のグリーン、フワフワと小さな毛で覆われた質感のラムズイヤーなどを用いることによって冬らしいイメージになります。

冬に咲くクリスマスローズ、フェルト生地のような質感のフランネルフラワーなども冬の結婚式にオススメのお花です。

まとめ

 

結婚式に用いたいお花の種類はまだまだたくさんありますが、今回は特に代表的なものや定番で人気のものをご紹介しました。

年間を通して出回っているお花でも、季節によって花の大きさやボリュームに差があります。また、水につけていなくても長時間耐えられるお花や、すぐにぐったりしてしまうお花などそれぞれの特徴があり向き不向きがあります。

結婚式のお花を決めるときにはフローリストにイメージを伝え、季節や花言葉、デザイン、予算と全ての要素を共有することが、理想のコーディネートを実現するための大切なポイントです。

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