結婚式の装花の種類 テーブルコーディネートと花選び

結婚式や披露宴を挙げるときに必要な花のアイテムといえば、真っ先に思いつくのはウェディングブーケや生花の髪飾りなどではないでしょうか?でも実際に結婚式の打ち合わせに行くと、披露宴パーティー会場のテーブルコーディネートからチャペルの装花、トスブーケなど結婚式には色々なシーンでお花のアイテムが必要なことを知らされます。ここでは意外と知らない、結婚式や披露宴を挙げるのに必要なお花のアイテムの種類を解説します。

結婚式に必要なお花①まずは挙式から

花嫁のウェディング姿とブーケ

一般的に結婚式の流れは、挙式から始まります。洋装のチャペル挙式や和装の神社挙式など種類は新郎新婦の選択次第ですが、いずれにしてもこの挙式がメインの演出ですよね。

ここでは最も定番で人気のチャペル挙式の例をあげて、挙式に必要なお花のアイテムをご紹介します。

チャペル装花

チャペルに入ると正面には祭壇があり、そこへ通じるバージンロードと呼ばれる通路の両サイドには花やキャンドルが飾られてあります。チャペルによって仕様は多少異なりますが、一般的には祭壇上または祭壇の後ろに飾るお花が必要な装花となります。また、バージンロードの両サイドのお花も推奨されます。近年では造花やキャンドルのみの演出なども人気ですが、一般的には純白のユリやかすみ草、優しい色合いのランなどで飾ることが純白のウェディングの定番人気の装花です。

フラワーシャワー

挙式の近いの後には、フラワーシャワーの演出があります。参列者が、新郎新婦に向けて祝福の気持ちを込めて撒く花びらですね。バラの花びらは香りもとてもよく、フラワーシャワーに向いています。挙式の際に一人ひとりに配られるこのフラワーシャワー用の花びらは、参列者一人分の花びらをバラ一輪分として参列者の人数×バラ一輪の単価でオーダーするのが一般的です。
ライスシャワー
あまり一般的ではありませんが、お米を撒くライスシャワーというのもあります。
ライスシャワーの歴史
古代ローマでは、結婚式でバージンロードを歩く新郎新婦へ参列者は、‘実りのある” ‘豊作” ‘子宝に恵まれる” などの意味合いをもつと言い伝えられている麦をシャワーすることがしきたりでした。

中世頃からは同じく多産の意味をもつ ‘米” が使用されるようになり、現在の日本ではライスシャワーが実りのあるおまじないの意をこめて挙式の際に取り入れられています。国によって文化は異なり、イタリアでは甘い結婚生活をという思いをこめてキャンディを、フランスでは今でも古くからのしきたりの麦をシャワーすることが習わしです。

トスブーケ

挙式とフラワーシャワーの次には、 ブーケトスのシーンが一般的な流れです。ブーケトスの演出では通常、新婦の持つブーケとは別にブーケトス用にオーダーした小ぶりのブーケを使います。ブーケトス用のブーケは小さめの花束で、投げても大丈夫なように作られています。

ブーケトスの始まりは古代ヨーロッパから

ヨーロッパではその昔、幸運を少しでもおすそ分けしてもらおうと参列者の女性たちは花嫁のドレスや小物を引っ張り合ったそう。それがのちにブーケトスの慣習へとなり、今では結婚式には欠かせない演出のひとつとなっています。ブーケを受け取った女性は次に花嫁になれる、幸運をもらえるなどの意味合いが込められた演出です。

ブーケを投げるかわりに
参列女性の人数分の長めのリボンを用意し予め一本だけブーケに結んでおいた、くじ引きのような方法で披露宴中の演出のひとつとして取り入れるプルブーケを好むカップルも最近では増えています。屋外のブーケトスの演出では天候に左右されるため、屋内でプルブーケの演出に予め決めておくということですね。
その他にも、ひとつだけではなく同時に3つ、4つの小さなトスブーケを投げて、より多くの参列女性に楽しんでもらうなど、いろいろな工夫と演出があります。参加してくれている大切な友人たちにできるだけ楽しんでほしいという花嫁の思いがこめられています。

結婚式に必要なお花②披露宴パーティー会場での装花

披露宴パーティー会場ゲストテーブルの装花

結婚式の流れとしては、挙式の後は参列者は披露宴の会場へと移動します。披露宴のパーティー会場にはそれぞれに着席するテーブルと席が決められてありますよね。その各テーブルをゲストテーブルと呼び、中央にはお花が飾られてあります。キャンドルや花びらなどを装花とともに演出し、様々なスタイルのテーブルコーディネートでゲストへのおもてなしをします。
 

披露宴パーティー会場メインテーブルの装花  

新郎新婦席の着席するメインの大きなテーブルに飾る最も重要な装花です。大きなフラワーアレンジメントが一般的ですが、新郎新婦がどんな雰囲気の披露宴パーティーにしたいかの好みによりデザインを形にします。緑の葉物ばかりを使ったナチュラルなスタイルや、おしゃれな花瓶やキャンドルをふんだんに並べて花びらを散らしたようなスタイルも最近のモダンなウェディングでは人気です。

ウェディングケーキ前の装花

ケーキ入刀の大きなウェディングケーキの置かれてあるテーブルにも、お花を飾ることが一般的です。小ぶりのフラワーアレンジメントをオーダーする場合や、簡単に花びらを散らしたデザイン、キャンドルを並べるなど新郎新婦の好みのスタイルに合わせてオーダーします。

両親への贈呈用花束

両親への贈呈用花束とは、披露宴パーティーの終盤に両親へ贈呈する花束です。両家の母親へ大きな花束、父親へはお揃いの花で作った胸元のコサージュを贈呈する演出が一般的です。花束のかわりに特別なプレゼントや手作りの品物を贈ることも可能で、必ずしも花束である必要はありません。

小物アイテム

その他の小物アイテムでは、ケーキ入刀に使用するケーキナイフの持ち手部分や、ゲストテーブルのキャンドル点火の演出に使用するトーチの持ち手部分に飾るお花が一般的に必須アイテムです。オーダーしない場合はリボンが用いられます。
また、シャンパングラスの持ち手部分に飾るお花など、当日の披露宴パーティーはあっという間に時間が過ぎてしまうので見る余裕がありませんが、あとでしっかりと写真に残っているお花のアイテムとして多くの新郎新婦に選ばれています。

結婚式に必要なお花③終日必要な必須アイテム

受付/ エントランス装花  

結婚式場のエントランスや受付、ウェルカムボードなどのまわりなどに飾るこれらの装花は、結婚式場に訪れた参列者に真っ先に印象をあたえる重要な装花です。受付の際も、挙式や披露宴パーティーまでの待ち時間も参列者はこの場所で過ごすことが多いため、新郎新婦のイメージに合わせてお花を演出することで参列者をおもてなしします。

ウェディングブーケ

 ウェディングブーケは結婚式で最も重要なアイテムですよね。挙式から披露宴パーティーの終盤まで、花嫁のそばに常にある特別なブーケです。前半の挙式で持つウェディングブーケは白やグリーン、淡いピンクなどの清楚なデザインのものがよく好まれます。後半の披露宴パーティーではお色直しのあとに違った雰囲気のドレスに着替える花嫁の演出に合わせてカラフルなブーケやユニークなデザインのブーケなどを持つのも人気です。ちなみにお色直し後も挙式のウェディングブーケと同じブーケを持つことも可能ですよ。
アンティークな雰囲気の白と淡いコーラルピンクのウェディングブーケ
ブートニア
ブートニアとは、花嫁のウェディングブーケと同じ花材でつくったコサージュです。
ヘアアクセサリー
花かんむり、ヘアパーツ(お花単体を加工したもので、ヘアメイク担当者に装着してもらいます)などがあります。
白いバラで作った花冠

ブーケの由来 / bouquet; フランス語で花束

ヨーロッパではその昔、男性はプロポーズのときに野の花を束ねてつくったブーケを愛する女性へ贈りました。そしてプロポーズを受け入れた女性はそのブーケの中から一輪とって男性の胸へ。これがブーケとブートニアの文化の始まりです。とてもロマンティックな由来ですね。
こういった理由から、新婦のもつウェディングブーケと新郎の胸のブートニアは必ず同じ種類のお花でつくられています。
ちなみに挙式の際にブーケセレモニーという演出をすることがあります。これは新郎が参列者(事前にお花を一輪ずつ配られています)から一輪ずつ花を集めてまわり、それをブーケにして束ねたものを参列者全員の前で新婦へ贈るという演出です。希望があれば、会場のウェディングプランナーとフローリストに相談してみましょう。

サムシングフォー

サムシングフォーとはイギリスの古くからの慣習で、ウェディングの際に古いもの新しいもの貸してもらったもの青いものの4つのアイテム( something old, new, borrowed and blue) を身に着けることにより幸運を呼びよせ幸せがいつまでも続く、といったおまじないのような慣しです。これにもうひとつ加えて、6ペンスを靴の中に入れるというのもイギリスではトラディショナルなおまじないだそうです。これらのアイテムは必ず身に着けなければいけないというものではなく、ウェディングの準備やその大切な日に心に残る楽しい思い出のひとつとして取り入れられているもので、いかに結婚式が幸せで素敵なイベントとして楽しまれているかということがイメージできますね。

まとめ

結婚式や披露宴パーティーに使われる必要なお花のアイテムの種類は意外にこんなにも多いのですね!結婚式の打ち合わせでは決めなければならないことがたくさんあります。挙式から披露宴パーティー終盤までの一連の流れを把握して、結婚式に必要なお花の種類をある程度知っておくことで焦らずにじっくりと結婚式のお花を決めることができます。

以上、結婚式に必要なお花のアイテムの種類をご紹介しました。ぜひ参考にしてみてください!

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